予防歯科
予防歯科/定期検診・歯の
クリーニング
予防歯科とは?
予防歯科では、歯やお口に痛みなどの症状が出てから治療するのではなく、日々の適切なホームケアとあわせて、定期的に歯科医院での検診やメインテナンスを受けることで、お口の健康維持と全身の健康増進をめざします。
痛い・しみるなどの自覚症状が出てから歯科を受診すると、予想以上に状態が悪化しており治療期間が長くかかるケースも少なくありません。
当院では、患者様が生涯にわたって健康なお口で過ごせるように、虫歯や歯周病の治療後も「再発させない」ことを第一に考え、お口の健康管理をサポートする予防歯科を推進しています。
当院の予防歯科の特徴について
マイクロスコープを用いた予防
メインテナンス
当院の予防歯科では、歯科医師・歯科衛生士が連携して患者様一人ひとりに合わせたサポートをしています。それぞれの歯磨きの癖や体質、日々の習慣、生活環境なども十分に考慮の上、オーダーメイドの予防プランをご提案します。
また、当院では歯科衛生士もマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用します。マイクロスコープを用いることで、歯や歯茎の様子を最大20倍にまで拡大して撮影することができ、実際の映像を交えて、お口の中の細かいケアの仕方や経過観察の部位について分かりやすくご説明します。
そうした丁寧な説明を通じて、ぜひ患者様ご自身にも自分のお口の健康に対する理解や興味を深めていただければと考えております。
「患者様と一緒に治す」診療を大切にしていますので、少しでも気になることがございましたら、どうぞ気軽にご相談ください。
定期検診・メインテナンス
について
定期検診ではどんなことをする?
まずはお口の中の診査、磨き残しのチェック、口腔内写真撮影、レントゲン撮影、歯周組織検査などを行って状態を確認・比較していきます。
また、患者様のご希望や必要に応じて、唾液検査や噛み合わせの検査、顎関節やお口周りの筋肉の検査、食習慣など生活習慣の確認なども行います。
磨き残しや着色汚れなどがあるところには、専用器具を用いたプロフェッショナルケアを行い、症状に応じて適切な治療を行います。治療が終了し口腔内の安定が確認できましたら、メインテナンス期間へと移行します。
定期検診のペースやタイミングは?
お口の環境を適切に管理ができていて安定している方であれば、基本的に3〜4ヶ月に1回の定期検診をお勧めしています。また、お口の中の状態に合わせて2~3ヶ月毎や、月1回の検診をお勧めする場合もあります。
定期検診を受けるメリット
- 虫歯や歯周病を早期に発見し、早期に治療できる
- 結果的に通院回数も少なくて済む
- 将来的に多くの歯を残せる可能性を高める
- 生涯でかかる医療費負担を減らすことができる
当院の予防ケアメニュー
エアフロークリーニング
エアフローとは、食用で用いられる代用甘味料の一種であるエリスリトールの粒子を歯の表面に吹きつけることで、歯や歯肉を痛めることなく汚れを除去できるクリーニングシステムです。
当院では、Guided Biofilm Therapy(虫歯の原因となるバイオフィルムを除去できる新しい予防システム)に基づいて開発されたEMSの先進モデルを導入し、効果の高いクリーニングとなめらかな仕上がりを比較的短時間のうちに提供することができます。
エアフロークリーニングのメリット
- 歯や歯肉を痛めることなくキレイにできる
- 研磨剤を使用せず着色汚れを落とせる(ホワイトニング効果)
- 器具が届かない汚れも除去できる
- ポケット内部の感染源を除去できる(インフェクションコントロール)
フッ素塗布
歯質を強化する働きがあるフッ素を歯の表面に塗布することで、虫歯菌が出す酸に溶けにくくなり、歯の再石灰化を促すことができます。虫歯予防の効果を持続するためには、定期的にフッ素塗布を行うことをお勧めしています。
PMTC
予防管理のプロ・歯科衛生士による専用機器を用いた歯のクリーニングです。ご自宅で行うセルフケアでは落としにくい歯と歯の間や、歯と歯茎の溝のプラーク(歯垢)や歯石を徹底的に除去していきます。仕上げに歯の表面をなめらかにして汚れがつきにくくしていきます。
セルフケア(歯磨き)指導
磨き残しを起こしやすい部分を中心に、お口の汚れを効果的に落とす歯磨きの仕方をアドバイスします。
また、お口の状態は患者様一人ひとりで異なるため、患者様に合う歯ブラシなど清掃グッズの提案もさせていただいております。
シーラント
シーラントは、食べかすやプラークが溜まりやすい奥歯の溝を、歯科用プラスチックで埋めることで虫歯を予防する方法です。特に小さなお子様の奥歯に有効です。シーラントは生活する中で次第にすり減っていくため、歯科医院で定期的にチェックをしましょう。
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